RaspberryPi Zero用屋外防水ケースを3Dプリンターで自作する ラズパイ用防水ケースの作成 屋外でラズパイが使えると色々便利なのでケース3Dプリンターで自作してみた。 レシピ 自作防水ケース 硬質塩ビシートorアクリル 30mm角-1mm厚x1枚 M4ネジ 皿ねじ全長16mm x8 M4ナット x8 シリコンゴム紐 φ2mm ケーブルグランド PG11 x1 ※ケース作成には3Dプリンターが必要です。 印刷と設計 湿気が入らないようにシリコンゴム紐を使用して密閉できるよう設計します。 また、カメラを使用する為の窓を付けたいので30mm角-厚み1mmの硬質塩ビシートを使用します。 カメラ部の穴は塩ビシートとシリコンをシールカバーで挟み込みこむことで防水性を確保します。 ケース蓋も同様にシリコンを使用して防水します。 ケーブルを通す部分は配線用防水コネクタを使用します。 印刷時の材質はABS。ノズル0.6mm、レイヤ高さ0.48mm、印刷速度50mm/sで約8時間。 ABSは紫外線に強くないので、屋外で長時間使用するなら耐候塗装等をすると良いと思います。 動作確認 蓋を締めた状態でケーブル入り口から息を吹き込んでも漏れは無く、しっかり密閉できているようです。 試しにケース内にモデム、温湿度計(bme280)、シリカゲル(重要)を入れ、温湿度データをMachinistに送信するシステムを組んで屋外で動作させてみました。 1週間ほど動作させましたが、結露するような湿度にはならず、うまく機能しているようです。 監視カメラ・環境測定など、屋外でのIoTに役立てると思います。 ShareFacebookTwitteremail