Ender-3のABSプリント環境

ABSをプリントする際はフィラメント収縮による反り・積層割れ対策を徹底しなくてはならない。
試行錯誤の末、ようやく大型モデルのプリントが安定してきたので詳細を書く。
まずフィラメント。3DHeroの白ABS(透明感のある白)をよく使っている。Pxmalionより反りにくい。色的にはPxmalionの白の方が個人的に好み。欠点は割と臭い。エンクロージャの中に顔突っ込むと涙が出てくる。
Ender-3のエンクロージャはサバイバルシートで代用。室温17度、ベッド温度105度で内部55度ぐらいをキープできる。(適当にプラダンで作った保温箱より保温性能がよかった。)。被せるだけでは下が隙間だらけなので、なるべく隙間をなくすよう工夫すること。PSUは冷却できないので取り外して外部に配置。出来れば制御基板も外に置きたい所だがめんどいのでそのまま。
ベッドは3mmガラスベッド+反らないようにケープをまんべんなく吹き付ける。
この環境でノズル温度250度、ベッド105度、ノズル0.4mm、印刷速度80mm/sで比較的大きいモデルも安定してプリントできている。
追記
ちゃんとしたエンクロージャ作った

ABSの印刷にはどこでも言われているがエンクロージャ必須。保温が大事。内部温度50度ぐらいは保ったほうがよさそう。温度が高すぎるとモーターや基板がやられるので暖かい日は気を使った方が良さそう。そのうちラズパイ使って庫内温度制御できるようにしたい。
保温をしっかり行っても割れる場合は積層間接着が弱くなっているかもしれないのでノズル射出不良(ノズル内チューブの劣化等)、印刷壁を厚くする、ゆっくり印刷する等基本的な部分を見直すこと。

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